知り合いが地方で起業してイキイキしている。自分もそんな人生を送りたいな。
都会を離れて、環境の良い地方に住みたい。起業というのも、選択肢とそてはアリだな。
古民家を改装して、宿泊施設や民泊をやってみたい。レストランも興味がある。
地方で何かやってみたい!
そんな思いの種があるなら、一歩踏み出さなきゃもったいない!
起業を検討するための4つのファーストステップ
まずは地域を理解するための体験や共感を得るために現地に向かいましょう。
現地でしかできない体験を一つでも多くすることが重要です。
「地元の海鮮丼や魚貝がおいしくて感動した」
「山頂から湾が見える美しい景色に心奪われた」
「震災から復興を遂げた地元の人の話に感動した」
「市街地を活性化するまちづくりがこの町に求められていることを知りチャレンジしたいと思った」
など、心揺さぶられる経験こそが「自分が心から実現したいアイデア」を自分の中から発見するベースとなります。
起業のアイデアは自分自身がワクワクすることがとても大事ですが、そのアイデアによって地元の人がどのように感じ、どのように反応されるか、ということもとても大事です。
その土地で代々住み、家業を何代にもわたって営んでいる方の考え方はシビアさもありつつも、新しい外からの可能性を期待しています。
地域の人の話をしっかりと聞いて、考え方を学ぶことがあなた自身が長きに渡り地域で継続していくアイデアを創出する点においても大変重要になります。
起業をやったことがない方にとっては、地域で起業するというのはとてもハードルが高いものです。
起業家によっても様々な起業初期のケースがありますが、何を考えて、何を準備して、何に気をつけながらやっていけばいいのか、といったポイントが掴めれば、あなたのアイデアの実現可能性も想像することが出来るでしょう。起業のアイデアは初期であればあるほど、自分一人で考えていると自分のこれまでの人生観や価値観の範囲から超えたアイデアを生み出すことは大変です。
現地に来て、様々なものを見たり人の話を聞いたりしながら自分自身と対話していくことでこれまで思ってもみなかったアイデアにたどり着くことができます。
また、仮のアイデアに他人からどんどん意見をもらうことで、様々なヒントをもらうこともアイデアを膨らませていく上で重要なことです。
まずは現地に足を運び、
様々な現場や地域の人をのもとを訪れます。
あなたの感覚を総動員して南三陸という地域の魅力や可能性を身体全体で感じます!
フィールドワーク行程イメージ
※ゲストは参加者の希望をお聞きしながら調整します
こんなことが得られる!
志津川のタコはうま味を豊富に含むと同時にタウリンが豊富に含まれていて疲労回復に効果があると言われています。戸倉地区に大盤平という、まるで天空から海が見えるような絶景ポイントがありますよ!
先輩起業家の情熱に触れたり、地方起業に関する講義を聞きます。何もないところからどのように起業をスタートさせていったのか、というエピソードや方法論を聞きます!
こんなことが得られる!
なぜその事業をやろうと思ったのか、商品はどのように開発したのか、はじめのお金はどうしたのか、そして南三陸での起業の魅力とは?
プログラムを通じて感じたこと、思ったことをベースにアイデアをアウトプットしていきます。
それに対して地元の方や講師、事務局からのフィードバックやアドバイス、さらなるアイデアやヒントをもらい、より面白くなるアイデアを目指して磨いていきます。
中間発表と最終発表2回のタイミングで深めます。
こんなことが得られる!
”南三陸のタコを使って、健康志向のサプリメントを作ってみたいと思った。”
”かねてから考えていたサウナのビジネスについて、海が見える山の上で施設を作ってみたいと思った。”
ということを発表したら、
”タコのサプリメントなら○○海産さんが昔チャレンジしたことあるので聞いてみたら?”
”南三陸はいろんな景色に良いところがあるから移動式にしてみては?”
という地元の人のアドバイスをもらった。
※下記日程は変更となる可能性がございます
8月10日(水)〜8月28日(日)
エントリー受付
8月29日(月)〜9月2日(金)
受講決定のご連絡
9月7日(水)
オリエンテーション
ローカルベンチャー概論
9月17日(土)〜9月19日(月)
フィールドワーク
9月28日(水)
先輩起業家情熱トーク&起業ネタ合戦
10月5日(水)
先輩起業家情熱トーク&起業ネタ合戦
10月22日(土)
中間発表
11月2日(水)
先輩起業家情熱トーク&起業ネタ合戦
11月9日(水)
先輩起業家情熱トーク&起業ネタ合戦
11月26日(土)
最終発表
そもそも地方で起業するとはどのような可能性があるのでしょうか。
地方起業のメリットとデメリットを見てみましょう。
世界三大漁場である金華山が近く、脂ののった魚が豊富に獲れる。牡蠣、銀鮭、ワカメ、ホヤなどの養殖が盛ん、ASCという環境配慮型の国際認証を日本初で取得。森林面積が77%で、林業家の活動もしっかりしている。耕作面積は狭いものの、耕作放棄地が多数広がっている。ワイン用のブドウに代表される、新しい作物が育つ土壌がある。津波から復旧した市街地は未利用の空き地が多く存在する。
町をあげて循環型社会への取り組みが進んでおり、バイオガス施設や、ペレットエネルギーの取り組みが進められている。牡蠣殻や製材後の木くずなどの産業廃棄物も未利用のものがある。自然と経済の両立を目指す起業家の方にはとても歓迎される地域。
東日本大震災で、100万人以上のボランティアを受け入れる中で、よそ者の活動や活躍に寛容な地域となった。ワイナリーや宿泊施設、バルの開業などUIターンの起業家や移住者も多く活躍している。町としても起業家の育成に力を入れており、創業支援金制度も有り。(助成金最大200万円、GAUDIE 決める編の指定講座受講の方はさらに助成金50万円が加算されます)
三陸道の開通により、仙台市や近隣市町村への商圏へのアクセスが改善された。仙台までは1時間。近隣市町村へも30分以内に移動が可能。また、観光客は80万〜100万人/年が来訪する。新幹線の最寄り駅であるくりこま高原駅までも車で50分、そこから東京までは約2時間と、外国人来訪者も十分に期待できる。
複数回開催!お気軽に参加ください