若者の流出、人口減少、高齢化、など地域で言われている課題の要因として大きなものは魅力的な仕事がないことだと言われます。私たちは、この魅力的な仕事とは、世間一般的に魅力的というものさしではなく、本人が自分らしく生きられる仕事かどうかという点にフォーカスしています。それを作り出すキープレイヤーが起業家であり中小企業だと考えています。私たちはこの2つのキープレイヤーをサポートすることで自分らしい仕事の創出を推進して参ります。
代表取締役
私たちは復興期の南三陸の支援を通じて、地域の可能性を感じてきました。
魅力的な地域づくりの可能性の根底にあるのはやはりそこに住み日々営みを続けている現地の方の受け入れスタンスにあります。
地域で何かをやってみたいという人の思いと、地域の人の気持ちが重なったときにこそ地域でしか出来ない、誰もがワクワクする素敵な価値が生まれます。それを意図的に生み出すことが我々のミッションだと思って活動をしています。
事業コーディネーター
大学・大学院で都市計画や政策について学び、2013年株式会社東芝入社、交通部門のセールスエンジニアとして、バスや鉄道向けのバッテリーシステムの開発・プロジェクトマネジメントに従事。
2017年ESCCAに入社。創業支援プログラムの企画・運営、インターンシップやプロボノ・副業のコーディネート、公共交通網の改善や市街地での賑わいづくりに関するリサーチ・ワークショップの運営などを担う。 南三陸町志津川高校魅力化協議会 学校設定科目等検討部会委員、南三陸町農業委員も務める。
小学生時代に読んだヒートアイランド現象の本をきっかけに、「人が活躍する場をつくりたい」と想い、大学・大学院で都市計画や政策について学びました。その過程で、特に新興国のハード面のインフラ整備に関心を持ち、メーカーという具体的なモノを提供できる立場からまちづくりに関わろうと東芝に入社しました。そこではモノを作ることの尊さを実感しました。同時に、他国の企業をライバルにする中で、今日本に住む自分がすべきこと・したいことは、人口減少・少子高齢化が進む社会において、何が課題になり、それをどう乗り越えることができるか、身を持って実践しつつ、そのノウハウを他地域・他国と共有することだと感じるようになりました。南三陸とは震災ボランティアをきっかけにご縁をいただき、複数回訪れるなかで、地元出身の方、移住者、外からこの町に関わる人々など、さまざまな立場の人がそれぞれに芯を持ち、前向きに、新しいものを取り込みながら生きている様子と、不謹慎かもしれませんが、この町の余白が生み出すワクワク感に惹きつけられ、活動の拠点を移しました。やってきた時から、私の中ではこの町に被災地のイメージはなく、外に向けてオープンで、新しいことが日々起きている面白い町です。
事務局がプログラムに込める想いについて、Driveメディアさんによるこちらの記事からさらに詳しく触れていただけます。
地域で起業することは簡単ではありません。
しかしその困難さを乗り越える価値のある
エキサイティングであなたらしい生き方が待っています。
未開の地で挑戦すること自体が勇気のいることです。
私たちはその挑戦を尊重し、伴走します。